2006/12/17

Farewell

経緯などは私事でありますので話しませんが、本日がボーランド
という会社での最後の仕事の日となりました。

思えば 11年、様々な方のお世話になりながらもここまで来れた
事、皆様に感謝します。

また、ボーランド製品をご愛用頂いている皆さん、本当にありが
とうございました。これからの CodeGear もどうか、よろしくお
願いします。

さて、このような

> 始めまして Hiro と申します。
>
> ボーランドという会社で開発環境に関する仕事に従事しており、

書き出しで始まった、本 blog 、何か製品や会社の情報でも出せれ
ばと考えていましたが、それも今日まで。

今後、この blog をどうするか、少しの間考えてみます。

では

2006/12/11

BCB with Boost 補足資料公開

7日のエントリーに記載した BCB / BOOST に関するセッションの補足資料を公開しました。

http://bdn.borland.com/article/33872

この記事は、当日のセッションで別途配布した資料がベースになっていますので先のエントリーのスライド資料と合わせてご覧下さい。

2006/12/06

「第3回デベロッパーキャンプ – 資料ダウンロード」が開始されました

昨日のエントリーで「後ほど」と書きました、先日のデベロッパーキャンプの資料ダウンロード、始まりました。


第3回デベロッパーキャンプ – 資料ダウンロード


また、「【B2】C++ TR1 / Boost C++ Library 概要」でにおいて、プレゼンと別に C++Builder から Boost を利用するサンプルコードをドキュメントで配ったのですが、これも何らかの形で BDN で見てもらえるようにするつもりです。こちらはもう少しお待ちください。

2006/12/05

QuickReport Standard

第三回 DevCamp も終わり、ちょっと更新できるかなと考えていたのですが
中々更新できずにすみません。そして参加して頂いた方、有難うございまし
た。ここで利用された資料は、後ほど BDN でダウンロードできるようにな
る予定ですので、もう少々お待ちください。

今日は、その DevCamp で「予定である」と発表させて頂いた QuickReport
Standard for BDS2006 の続報です。

この QuickReport Standard ですが、Delphi for Win32 パーソナリティ用
のみですが正式にダウンロードして頂けるようになりました。

http://www.borland.com/downloads/registered/download_bds.html

で、登録ユーザー様向けの「FREE 3rd Party Tools for BDS 2006 and
Turbos」のリンクからダウンロードページへ行くことが出来ます。

スペックは現状で

・QuickReport 4.06 ベース
・英語版での提供(ドキュメントも)
・ソースコード無し
・Delphi for Win32 パーソナリティ用のみ

で、提供されるコンポーネントは

・TQuickRep
・TQuickAbstractRep
・TQRSubDetail
・TQRLoopBand
・TQRStringsBand
・TQRBand
・TQRChildBand
・TQRGroup
・TQRLabel
・TQRDBText
・TQRExpr
・TQRSysData
・TQRMemo
・TQRExprMemo
・TQRRichText
・TQRRichText
・TQRDBRichText
・TQRShape
・TQRImage
・TQRDBImage
・TQRCompositeReport
・TQRPreview
・TQRTextFilter
・TQRCSVFilter

となります。インストールは、ダウンロードした ZIP ファイルを解凍し、
インストーラ本体(QR4StdD2006W32.EXE )を実行してファイルをインス
トール後、IDEにパッケージを追加します。

デフォルトのインストールパスは、

C:\Program Files\Borland\BDS\4.0\QRStandard

ですのでそれを前提に話をしますと

・BDS2006を起動し「コンポーネント|パッケージのインストール」メ
ニューで設計時パッケージを「追加」。

C:\Program Files\Borland\BDS\4.0\QRStandard\QR4StdDesD2006.bpl

・「プロジェクト|デフォルトオプション|Delphi for Win32」で表示さ
れるデフォルトプロジェクトオプションダイアログの
「ディレクトリ/条件|検索パス」に

C:\Program Files\Borland\BDS\4.0\QRStandard

を追加
#プロジェクトが開いている場合、それを閉じてから作業してください。

・ヘルプは単体の chm ファイルで提供されますので、簡単に利用する
方法はメニューのツールに追加してしまう方法だと思います。

具体的には「ツール|ツールの設定」で「追加」ボタンを押し、

タイトル : QuickReport HELP ファイル
プログラム: C:\WINDOWS\hh.exe
実行時引数: "C:\Program Files\Borland\BDS\4.0\QRStandard\DOCS\QuickReport_Help.chm"

を設定してください。

実際には Delphi 2006 パーソナリティ用のみの提供、ソースコード
も付いていませんが、過去、Delphi により QuickReport を利用した
コードの資産が問題の為、BDS2006 へ移行できなかった場合などでは
有効に利用いただけると思います。

また、プロジェクトの移行やソースの互換を確かめる場合、当たり前
ですがバックアップを取ってから作業してください。

急いで書いたので、間違い等ありましたらコメントで頂けると助かり
ます。

では。